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アルスト片割れゆいばらさん、脱消失人間を目指して&ずぼら悪癖を直そうと、1000の大好きに挑戦中。

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0020/アニメ『MASTER KEATON』




初めて出会ったのは、次女さんの録画してくれたビデオでした。深夜の初放送枠かな?
素敵なアニメなんだよーという事前情報だけで見ました。他に知識何もなかった!
当時の我が家にはDVDプレイヤーはあってもレコーダーは無くて、ビデオが主流でした。
裏番組録画とかそういうのは出来なかった頃のクールの切り替わり時だったので、
他の番組を録画してしまっていて、1話は録れなかった、こっち録画すべきだった…!と、
次女さんが大いに嘆きながら、それ以降ばっちり録画してくれたその2話から見ました。
それこそ、2話は無事録れた2話も素敵だった!と次女さんのテンションは結構なもので、
学校に向かう前…そんな切羽詰った朝に、OPだけ見せられました。強制的に。

姉妹揃って朝は弱いの知ってるでしょうに!そんな今じゃなくても良いでしょうに!
画面端に時間の出る番組でないと駄目なのに!(時計代わり)(時計覗く時間も惜しい)
と、焦りつつほんの少し苛立ってる=マイナス方面に向かっていた私の心は、
高らかに鳴り出した音楽にいとも容易く吹き飛ばされ、
静かに淡々と流れていく映像達にことごとく震え、瞬く間に鷲掴みにされていました。
やっぱり朝は時間が無かったからOPしか見れなかったけれど、
そのOPだけでも、素敵だね、凄いね、音楽好みだよ、映像綺麗だよ!と、
私のテンションも(一分前まではうざいと思っていた筈の)次女さん並に振り切れました。
そして学校から帰ってきて直行TVに向かいました…!
その日一日、家に帰るまでの間中すっごくわくてかしていたのを、今でも憶えてます。
その期待をまるっと受け止めてくれる作品だった喜びは、今もずっと続いてます。

という訳で、今でもほんと大好きなOPをぺたり。ようつべから。



島さんの音楽が凄い好きです。
SPRIGGANとキートンと…どっちのが早かったのかしら?SPRIGGAN?
(あっでも、ナイトヘッドが一番最初かな…この人の音楽が好み!って思ったのは)
臨場感と言うべきかな、疾走感と言うべきかな、
蓜島さんの音楽はなんかそういった感じの諸々がほんとパネェのであります。
かと思えば、静かな曲は本当に静かで淡々としていて、いっそ盛り上がりに欠けるのに、
じわりじわりと染み込んで来る中毒性がある気がします。
蓜島さんの音楽が無ければ、ここまでアニメ版にわくてか出来なかったかも…?
(漫画そのものも大好きな部類のものなので、好きにはなったと思うのですが)

キャラデザの高坂さんも好きです。浦沢さんの作品と言えば高坂さんですよね。
監督の小島さんも外せませんよね、とか言いつつ浦沢さん作品以外では余り知らない←
キートンは、蟲師やおお振りやMONSERと同じで、
漫画をそのままアニメにしたらこうなる、っていう作り方ですよね。
(MONSTERはそれこそ、根幹となる製作者さん方自体が同じですけれども)
漫画のコマ割をそのまま絵コンテで起こしたらこうなる、みたいな?
場を繋いだりより厚みを持たせる為に、漫画にはないシーンを足してあっても、
蛇足になり過ぎず自然で、説得力を弥増させてくれるような…
そのシーンを漫画版に逆輸入しても、全く違和感ないような。
逆にどこか省いてあっても、それが足を引っ張らないどころか逆にスマートになるような、
文字に記すのと声で聴くのとのその違いや勢いを殺さず活かすような。
そんなこんなの、原作への情熱と誠意を感じる作り方な気がして、嬉しいですvV(勝手に)

確か中学生時代…だったと、思うんだ。
アニメ2話に初めて出会って、そうして次女さんと一緒に漫画も買い出したのは。
大袈裟なぁ、と自分でも思うし、ifの話だから言えるんだろう、とも思うのだけれど。
もし小学生時代に出会えていたら、私、考古学専攻を目指したいと思ったんじゃないかな。
(ただの接客業をしている今の私=その中学生時代=こっから脳味噌の修正出来ないな!
と我ながら寂しく現実を悟っていた)
小学生にはちょーっと理解し切れない内容かもしれないけれど(特に漫画版)
でも、好みだ!凄い素敵だ!っていう感銘は、それ位の年の私でも受けた筈。
そしてそれ位の年だったら、頑張ったら、軌道修正も出来たんじゃないかと、思うんだ…
考古学で食べていくのは本当に大変だって、一握りだってのも分かっていても、
それでも、頑張ろうって馬鹿みたいに打ち込めたかもしれないと、思います。
…それぐらいの事を思わせてくれるお話を作る勝鹿さん&浦沢さんが悪い!


あ、アニメ括りなのは、いつか漫画版でも語りたいが為です。
どっちも甲乙付け難く、寧ろ相乗効果で共に大好きですvV
(ただ、漫画版ですと…大好きな作品なのにどうしても、
絶版やそれらに纏わる問題が胸をよぎってしまって、切なくて遣る瀬無くて堪らない)
(身罷られた勝鹿さんの御冥福と、浦沢さんのこれからの変わらぬ御健勝とを、
…同じくらいの強さで、共に祈っております)


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結原サキ
性別:
女性
趣味:
WOTAKU全般(ゲーム漫画アニメ寄り/鉄道やら歴史やらはワカリマセン)
自己紹介:
妄想ばっかりよろずサイト、アルストロメリアの片割れ。文字の方。
消失癖&余りにもなずぼらマイペース加減をどうにかしようと、出来たら毎日呟くぞ!を目標に、素敵企画始めてみました。
出来たら、って既に保険をかけているところが、我ながらあざとい。

……そんなこんなで、結局は気紛れに(本当に気紛れに)好きな事を綴っていく頁が出来ました。やっぱりずぼらな駄目人間です。
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